こんにちは。
ゴルフ界のさまざまなアイテムは向上していますが、ゴルフボールも日々進化しています。
特に近年の技術はめざましくクラブ向上もさることながら、ゴルフボールでスコアメイクが変わってくることも可能です。
そこで今回は、スコア向上を目指すゴルファーさんの為に、2021年初夏時点で各メーカーの高性能人気ゴルフボールを5つご紹介したいと思います。
進化したゴルフボール
ゴルフ中級者ともなると、OBや池ポチャも減ってボールロストが減ってきますよね。
私は、初心者のうちはよくゴルフボールを無くしていました。その時期は、ゴルフボールの性能なんかよりも安いボールを大量買いしてキャディバッグに詰め込んでいたものです。
しかし、段々とボールの軌道が安定し出してくると、あることに気付く事となります。
「あれっ！？このボールはよく飛ぶな。」や、「アプローチしやすい」など・・・
やはり、高性能なボールというのは打感や飛距離、弾道などで明らかに安物とは違うという事実です。
ティーショット、アプローチ、時にはパターでもそれぞれ随所で違いを感じることができるその性能は日々進化しています。
そこで今回、私の独断と偏見で選び抜いた5つのボールをそれぞれ解説付きでご紹介しましょう。
Taylormade テーラーメイド 2021 TP5 ボール 1ダース 日本仕様
テーラメイドから紹介するTP5は、世界のトッププロも愛用するゴルフボールです。
そんなプロたちが支持するほどの性能をこのボールは秘めているということですね。
飛距離の向上
新設計のディンプル形状『ツアーフライトディンプルパターン』によってインパクト直後から空気抵抗を少なくし最高到達点がより遠くへ伸び、さらには最高到達点から落下していく過程で揚力を増加させることでキャリー飛距離を伸ばすことができます。
10年ぶりとなるディンプル形状変更によって、浅くなったデザインにより空力改善と揚力を得られるという劇的な性能改善を果たすことができたのです。
注目の5層構造で適正なスピン量をゲット
テーラーメイド独自の5層構造により、ドライバーの初速性能を高めることを実現可能とし、アイアンでも適正なスピン量を確保することができる。
各層の役割として、1層から3層は『トライファストスコア構造』と呼ばれ、インパクトを受けて効率的なエネルギー伝達を行うことで無駄なパックスピンを抑え飛距離を生み出すとされる。
感触はソフトながらも耐久性の高いキャストウレタン素材をアウターカバーとして採用されており、4層から5層は『デュアルスピンカバー』が高いグリーンサイドバックスピン性能を発揮することを可能としている。
ブリヂストン ゴルフボール PHYZ P9WX
ブリジストンからは人気のPHYSシリーズのご紹介です。
飛距離の向上
こちらもテーラーメイド同様ディンプルの形状変更により飛距離の向上が可能となっています。24個のデルタウイングを増やすなど最新設計によって最高点が高く遠くに実現。さらには、落下時に飛距離が落ちにくい設計とされます。
ソフトな弾き感にもかかわらず心地よい打感を得ることができ、曲がりを抑える直進性と吹け上がりを抑える高弾道でユーザーの期待に応えます。
4層構造、その中身は！？
2種類の高反発素材を新配合し、反発を可能とし力強い飛び出しを実現しています。
また、ブリジストン独自素材である『ビッグインパクトシェル』によりインパクト時にしっかりとつかまりやすくなっています。
これまでのPHYSシリーズ史上最も柔らか素材コアとなっており、そのことによりドライバースピンを抑制することができます。
低スピンで、ややソフトなこのボールはつかまりやすく、飛距離と低スピンを求めるユーザーにとっては最良のボールであると言えるでしょう。
キャロウェイ CHROME SOFT X トリプル トラック LSボール 2021
キャロウェイからは、CHROME SOFT X トリプル トラック LSボール 2021 のご紹介です。
スピン量の適正化に成功
コアとカバーの素材配合を調整することによりスピン特性が最適化することに成功。これは、フルショット時におけるスピン料を抑える一方で、グリーン周りのアプローチには高いスピン性能を発揮します。
ハイスピード・デュアル・マントル・システム
コアを覆うマントルは、2層構造となっています。インナーマントルは柔らかめ、アウターマントルは硬めの素材となっています。
この2つが連動することによって、コアのエネルギーを最大化しボールの初速向上と、ハイレベルのスピンセパレーションを獲得します。
ヘックス・エアロネットワークパターン
キャロウェイ独自の技術にさらに磨きをかけ、従来よりも空気抵抗の削減を目指して最適化されています。理想の弾道と飛距離と安定性の向上を常に追い求めています。
トリプル・トラックテクノロジーを採用
ボールに3本の線が刻まれています。中央に太めの赤線とその左右にある細めの青線。これによって、より正確にターゲット方向を見定めることができ、パッティングの向上に一役買ってくれます。
スリクソン Z-STAR 7
スリクソンといえば、松山英樹が愛用するメーカーですね。
飛距離の進化
新開発2層コア『高反発ファストレイヤー大径2層コア』でボールスピードアップが実現。インパクト時のエネルギー効率が高まり、ボールスピードアップしています。
高度を高めた『高反発アイオノマーミッド』により、ロングショットのスピンを抑え、風に強い飛びを可能とします。
ディンプルの深さを最適化した『強弾道338スピードディンプル』によってさらに弾道が力強くなりました。
スピン性能の向上
新開発コーティングによりスピン性能も向上しました。『次世代Spin Skinコーティングwith SeRM』によりフェース上での滑りを抑制しスピン性能が向上しています。
タイトリスト PRO V1
こちらのボールを愛用するトッププロも多数抱えているタイトリスト。
飛距離向上
新配合コアと進化したケース層が、ボール初速の向上とスピン量の適正化を実現し、より飛距離が向上しています。
3層構造マルチコンポーネントでスピン性能向上
『新キャストウレタン・エラストマー・カバー』によりスピンコントロール性能が向上。さらにより柔らかいコアと柔らかいカバーを採用し全てのショットでよりソフトな打感を実現している。
また、この新コアによってより前述の高い飛距離性能とともに、強く安定した弾道をもたらします。
このボールを使用する、アダム・スコットやジャスティン・トーマスらは使用した感想を述べ賞賛しています。特にグリーン周りでは如何無くその性能を発揮しそうですね。
まとめ
これまでボールに興味がなかった方はこれを機に興味を持ってください。
そして、金銭的に余裕がある方は今回紹介したボールを使ってみてください。
もしかしたら、なかなかスコアが伸びないと思っている方でもボールを変えたらスコアが伸びたという方も多いかもしれません。
今回紹介したボールはどれも、甲乙つけ難い高性能ゴルフボールとなっています。
ご自身の弾道の特徴にあった最適なボールを見つけましょう。
まずは、色々なボールで試してみることが重要かと思います。少し経済的に負担はかかりますが、自分に合ったボールを見つけるためにはそれが1番の近道ですね。
今回ご紹介した内容が、皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
以上！現場からでした。
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