ようやく2カ月に及ぶ物件探しに終止符を打つことができました。物件を探すと言っても、ネット画像で検索して画像を確認しますが、ネット画像で部屋が良さそうに見えても、内覧予約して行ってみると、思っていた部屋と違ったり、物件自体が、しっくりこなかったりといったことはよくあることです。また、内覧が良くても、その後の交渉で破談になったこともありました。今回は、そんな紆余曲折を経て、部屋探しが終わりましたので、費用も含めてお伝えしようと思います。
物件の探しかた
私の場合、ネット検索→問い合わせ→内覧。これの繰り返しでした。気に入れば初期費用の見積もりを出してもらい、交渉します。
もちろんお店に直接伺って、希望の条件を伝える方法もあります。お店に行くと、条件が似ている物件を探してくれる為、入居を急いでいる方はお店で探した方がいい場合もあります。
私のように、のんびりといい部屋が出たら契約しようと考えている場合は、ネット検索だけでもいいかもしれません。ただ、ネット情報は、タイムラグがあるので、既に契約されている場合もあるため、最新情報は賃貸業者に聞かないと判りません。
こだわりや条件
私の物件探し前提条件としては、防犯上、これらをクリアしたものから決めようと思っていました。
- 防犯カメラ
- モニターインターホン
- オートロック
- 3階以上
防犯セキュリティは高い方が安全安心ですね。特に女性は、その辺りが充実した物件を探したいものです。私の妻は、注意深い性格のため、インターホンがなったときに、来客の顔が確認でき、エントランスに防犯カメラがあるところでないと心配ということで、必須条件になりました。オートロック、3階以上についても防犯上の絶対条件ですね。
内覧して交渉
今回の部屋探しでは、10件ほどの物件内覧をしました。
多くは、内覧してみて物件や周辺環境に難有りと思われた物件でした。
例えば、家の前が線路や幹線道路沿いで騒音が気になる、物件の横に大きな建物があり陽当たりか悪い、生活上の不便など行ってみて気付くことも色々とあります。
そんな中、住んでもいいと思える3件は初期費用の見積もりを出して貰い、交渉を行いました。
交渉内容はこちらです。
- 家賃
- 礼金
- 火災保険
- バイク駐輪
家賃に関しては、物件により募集の際にやや高めに設定している場合もあります。もし、1000円でも値引きしてくれるのであれば年間で12000円も浮くことになるため、ダメ元で交渉しましょう。賃貸業者から家賃の交渉をおこなってもらいましたが、家賃交渉は不発に終わりました。しかし、交渉をしないより、交渉をしてダメな方が納得できました。
次に礼金です。これは、昔の名残で入居者のためにオーナーさんが、必要な家具などをを揃えていた時代に、そのお礼としてお金を支払っていたそうです。今や、そこまでしてくれるオーナーさんっているでしょうか?そう考えると礼金の意義は変わってきていますね。オーナーさんだけではなく、管理会社や賃貸業者に分け前があるとも聞いたことがあります。真相はいかに。今回の私の礼金は143000円だったのですが、交渉の結果礼金の値引きも出来ないとのことでした。残念の一言に尽きますね。
火災保険に関しては、指定された火災保険でないといけないという決まりはないそうです。場合によっては高く設定してある火災保険もありますから、値段を見てみて高いと思ったら、契約時に自分で探した火災保険に入ってもいいか確認しましょう。だいたい年間15000円以上するようだと高いと言わざるを得ません。ちなみに私の物件は2年で22600円でした。ギリギリのラインといったところでしょうか。火災保険内容と照らし合わせて価格の判断ができるといいですね。
バイク駐輪に関して、お金を取るところ、排気量が指定されているところなど、条件が様々な場合があります。今回の私の物件は、125㏄までのバイクは月々2000円で駐輪できました。しかし、私のバイクは150ccの為、本来は駐輪不可でしたが、交渉の結果、駐輪OKを貰えました。
仮契約
現在は、家賃1ヶ月分のお金を手付金として払い仮契約を済ませております。ここから、引っ越し業者の手配、現在の物件の退去申請など手続きを進めていくことになります。
主な内容は下記の通りです。
- 退去申請
- 引っ越し業者の手配
- 公共料金(水道、電気)の手続き
- インターネットの手続き
- 各種市区町村での住所変更手続き
- その他、カードなどの住所変更手続き
他にも、人によっては住所変更に伴う手続きが発生するかもしれません。非常に面倒ですが、ここは抜かりなく、正確に行いたいものです。
今後の流れ
これから引っ越し日が決まったら本契約を行い、一気に引っ越しに向けて準備するのみです。本契約に向けての必要書類は、賃貸業者によって変わってくるかと思いますので、そこはしっかりと確認して予め用意しておいた方がいいですね。また、連帯保証人をたてる場合は、事前に承諾を得ておき、困らないようにしておかなければなりません。連帯保証人の収入証明などは、わざわざ無理をいって用意して貰わなければならないし、手間をかけてしまうため時間に余裕をもって伝えておきたいものです。
初期費用比較
これまでの流れをざっと報告しましたが、最後にこれまで確定している金額と、かかってきそうな金額をお伝えした上で、現在の部屋の契約と新居の比較を行いたいと思います。
家賃、共益費
現在の部屋が120000円、共益費は無しです。新居が家賃73000円に共益費が7000円でトータル80000円。立地がいい所から、やや郊外に引っ越すため部屋の作りはさほど変わりませんが、月に40000円もの削減に成功しました。
敷金と礼金
現在の部屋は、敷金150000円と礼金200000円でした。このときの私は、相場も判らずこんなもんだろうなと思い、何の交渉もせずに契約しました。今思えば、言うのはタダですから交渉できれば良かったなと思います。この度の退去で、敷金がいくら返ってくるかは交渉次第ですね。
新居については、敷金50000円と礼金が143000円です。現在の部屋と比べて、家賃が断然違うため比較することはできませんが、敷金は安めにしてあります。逆に礼金が2カ月分かかっています。これは、賃貸業者から交渉を2回してもらいましたが聞き入れてくれませんでした。交渉をして駄目ならしようがありませんね。
火災保険
火災保険は、現在の部屋が年間16000円に対し、新居が11300円とやや少なくなりました。これも高いようであれば、自分で保険契約しようと考えていましたが、納得の金額のためこのまま契約します。
その他
駐輪代、町費に関しては現在の部屋が自転車500円の駐輪代であるのに対し、新居はバイク2000円の駐輪代となっているため、比較対象にはなりませんが、発生する費用のため記載します。また、現在の部屋には、町費がありませんでしたが、新居は町費が300円が発生します。
仲介手数料
最後に、仲介手数料です。相場では、家賃の50%に消費税という場合が多いようです。現在の部屋が60000円でした。相場通りてすね。消費税分安くしてもらえたんでした。交渉の賜物です。そして、新居に関しては破格の20000円でした。これは、交渉もせずそういう物件だったらしく賃貸業者さんからこの価格でと言うことでしたので、ラッキー物件だったのかな。もしかしたら礼金の分け前が賃貸業者に入っているのかなと勘ぐってしまいます。
以上が、かかった初期費用を記載して、比較してみました。下記グラフをご参照ください。
費用比較の総額発表
これまでの総額を発表します。まずは、現在の部屋総額が引っ越し時にかかった費用547700円でした。
そして、今度引っ越しする新居の初期費用総額はなんと306600円でした。
約240000円の違いです。これは大きい。もちろん家賃自体が違うこともありますが、いかに交渉を行うかも大切なことが判りました。
皆さんも引っ越しの際はこのブログを参考にしてもらえると嬉しいです。
以上、現場からでした!
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